PG-EPOCにログインできない
以下の原因が考えられます。
上記2~4のケースに該当する場合、「権限がありません。」と表示されます。
以下の手順で対応お願います。
UMIN IDには「一般用パスワード」と「症例登録用パスワード」があり、PG-EPOCは「一般用パスワード」を使います。
「症例登録(INDICE)用パスワード」は、臨床試験、疫学研究、症例登録(NCDを含む)等で、研究用に患者データを登録するときだけに使います。
※研修医がPG-EPOCで症例を登録する際に患者IDの暗号化に使用するパスワード(復号パスワード)は、上記いずれのパスワードとも異なり、指導医・上級医が患者IDの復号を行うために用いる専用パスワードとなります。
一般用パスワードのテストページ
(https://center6.umin.ac.jp/newuser.htm)
UMIN IDとパスワードの組み合わせが間違っています。
こちらからPG-EPOCで使用するパスワード(一般用)の更新をお願いします。
自施設の研修プログラムを管理されている担当者の方が、該当のUMIN IDを研修医、指導医、メディカルスタッフ等としてシステムに設定していないとログインできません。担当者に該当のUMIN IDが設定されているかご照会ください。
同じ人がUMIN IDを2つ以上持っている場合があります。PG-EPOCに設定されているUMIN IDと現在ログインしようとしているUMIN IDが同じかどうかを自施設の研修プログラムを管理されている担当者の方に再度ご照会ください。
担当者が「先生はPG-EPOCにきちんと設定されています」と回答したとしても、現在ログインしようとしているIDとは別のUMIN IDが設定されている可能性があります。
PG-EPOCには、下記のように運用系(本物のデータが入る本番用のシステム)と試用系(使い方を学ぶためのシステム)があります。運用系と試用系をまったく別のシステムです。プログラムの機能自体は同じですが、試用系の設定は運用系には反映されず、試用系へのデータ入力が運営系に反映されることはありません。逆も同様です。
運用系を使おうとしているのに試用系にログインしようとしているか、試用系を使おうとしているのに運用系にログインしようとしていると使えない場合あります。
研修プログラムの管理担当者が、運用系と試用系の両方に研修医、指導医、メディカルスタッフとしてあなたのUMIN IDを設定している場合は、両方とも使うことができますが、この場合には、試用系と勘違いして、出鱈目なデータを運用系に入れてしまったり、運用系と勘違いして、本番のデータを試用系に入れてしまって、データ入力のやり直しになることがあるので注意が必要です。
「権限がありません」と表示される
表示されている画面にログインする権限がない場合に表示されます。
原因となる可能性は以下です。
IDが登録されていない可能性がある場合、自施設の研修担当者に連絡いただき、UMIN IDを登録または変更いただくようご依頼ください。
「ご利用のUMIN IDの利用者情報の更新が必要」と表示される
UMIN IDは1年に1度登録情報を最新に保っていただく目的で、1年以上情報の更新が行われていないIDに対し、更新画面が表示されます。
PG-EPOCへのログイン、利用者情報更新画面へのログインと2回のログインが必要となりますが、ID、パスワードをブラウザに保存している場合、2回目のログインは省略されます。
2回目のログイン後、画面上部に表示されるUMIN ID・氏名が自分のものであるか必ず確認してください。

自動ログインの場合、他者のUMIN IDの登録情報を更新してしまう可能性がございますので、ご注意ください。他者の情報が表示される場合、ブラウザに保存されたID、パスワードを削除いただく、<別のブラウザをご利用いただく等、ご対応いただき自身のUMIN IDの登録情報を更新ください。
UMIN IDの登録情報(姓、所属等)を変更(訂正)したい
登録情報変更は「オンライン利用者情報変更」 から対応可能です。
変更された登録情報は毎日24時に反映されますので、翌日以降ご確認ください。
運用系にログインできるが試用系にログインできない(試用系にログインできるが運用系にログインできない)
運用系の設定と試用系の設定は独立しており、運用系でどのような設定をしても試用系は影響を受けず、同様に試用系でどのような設定をしても運用系には反映されません。
プログラム管理担当者は、運用系にも試用系にもログインできるように初期設定されていますが、研修医・指導医等・メディカルスタッフ(UMIN ID)・施設担当者は、プログラム管理担当者が必要な設定をしないとログインできるようになりません。
プログラム管理担当者が、運用系にログインできるように設定すれば運用系にログイン可能となります。
プログラム管理担当者が、試用系にログインできるように設定すれば試用系にログイン可能となります。
mini-CEX等の入力について
mini-CEX等の入力は、卒後臨床研修の評価においては、必須ではありません。PG-EPOCは卒前の医学教育における臨床実習においても使用することが想定されているため、評価項目として入れてあります。評価方法等については、 医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年度版) の107~108頁、169~171頁をご参照ください。
研修医からの評価依頼メールについて
研修医が評価を「確定」した時に、担当指導医に対し「評価依頼」が評価依頼画面に表示され、【評価依頼メールが送信されます。】
「一時保存」の場合は送信されません。
研修医が評価を「確定」しても、依頼先が存在しないため【評価依頼メールは送信されません。】
この場合、研修医が「指導医による研修医評価票I/II/IIIの参照」画面で、指導医・上級医を選択して、個別に評価依頼を行うことができます(評価依頼された医師がシステム上は担当指導医とみなされます)。
上記により、1と同様に「評価依頼」が評価依頼画面に表示され、【評価依頼メールが送信されます。】
どちらのケースでも、担当指導医以外の指導医・上級医には評価依頼のメールが自動送信されることはありません。
[指導医・上級医]研修医が行った評価依頼メールが届かない
以下の原因が考えられます。
EPOC関係のメールは、UMIN電子メールアドレス(xxxx-xxx@umin.ac.jp形式のアドレス)に送信されます。
必ずUMIN電子メール転送方法を参照の上、UMIN電子メールの転送設定画面から普段使っている電子メールアドレスに転送設定をお願いします。
評価依頼の指導医を選択する際、対象者が複数名いると評価依頼メールのチェックがされていない状態(青色の☑)となります。
評価依頼の対象にオレンジの☑がされていることを確認し、確定(評価依頼)を行ってください。
症例登録画面:評価依頼イメージ
[研修医・指導医・上級医]患者IDの暗号化のルールについて
医療機関で付番している患者ID(電子カルテ、診察券等に表示されています)は個人情報に該当します。
暗号化することによって、患者の個人情報を病院の外部に出すことを防止できます。パスワードについてはどのような文字列を使っても構いませんが、一定レベル以上の強度を持ったものしか受け付けません。
患者IDの暗号化に使用したパスワードを忘れるとUMINセンターでも復号・確認・再設定等できません。
患者IDの暗号化に使用したパスワード(復号パスワード)の文字列を忘れた場合や、「パスワードが誤っています」と表示され復号ができない状態が続くなどございましたら、症例の再登録をしていただき、もう一度症例の承認依頼を行っていただく必要がございますのでご注意ください。
暗号化用パスワードのルールは以下
患者IDがないと後で該当の症例との突合ができないという意見が多かったため、機能として残してありますが、
患者IDの入力を行わず、発行したEPOC症例IDを控えて、患者氏名、患者IDとの対応表を病院内に保管しておく方法が一番安全で確実です。
今後、医学研究における症例登録(レジストリー)等でも症例登録する機会は増えてくると思いますが、患者IDは個人情報のため、患者の同意がないと外に出せません。
症例登録の場合には悉皆性を確保するために同意なしに行うこともあると思いますが、その場合には患者IDは提出はできませんので、やはり対照表を病院内に保管する運用になります。
[研修医]現在研修中の診療科・病棟で、評価してくれる担当指導医の割り当てがない、評価の依頼先が存在しない場合の対応について
現在研修中の病院でのポリシーを確認してください。まず管理者に連絡して、病院のポリシーを確認してください。下記のいずかになります。
[研修医・指導医・上級医]登録データを確認できる範囲について
EPOC2個人情報保護・研究倫理指針添付の医療者向け利用同意書の表をご参照ください。
[研修医]病歴要約をアップロードしたい
病歴要約を作成したかどうかについてのチェックを行う項目はありますが、病歴要約自体をアップロードすることはできません。
患者の個人情報保護の観点からこのような仕様になっています。
指導医、担当指導医、上級医の意味の違いについて
1)指導医とは、「厚生労働省のガイドラインで定義された指導医」を意味します。
2)担当指導医とは、研修ブロックにおいて研修医を指導する指導医の代表をいいます。各研修医に対して、各研修ブロック当たり1名のみが割り当てられます。担当指導医は、他の上級医やメディカルスタッフの研修医評価も参照の上、総合的に研修医評価を行います。担当指導医である医師は、全員が指導医でなければなりません。しかし、指導医は全員が担当指導医ではありません。
3)上級医とは、既に臨床研修を修了した卒後3年目以上の医師で研修医を指導するものをいい、厚生労働省のガイドラインの定義による指導医でない医師を含みます。各研修医に対して、各研修ブロック当たり複数の上級医を割り当てることができます。指導医である医師は、全員が上級医です。しかし、上級医は全員が指導医ではありません。指導医でない上級医と指導医である上級医がいます。
上級医 ⊃ 指導医 ⊃ 担当指導医
「指導医」画面は、本来は「指導医等」画面か「上級医」画面にすべきかもしれませんが、歴史的な経緯から「指導医」画面となっています。上級医(指導医、担当指導医も上級医に含まれます)は、すべて「指導医」画面を利用します。
[研修医]経験症候・疾患等の記録方法について、研修医が記録を入力したのちに評価を依頼する医師[指導医等]は必ず1名か。 またメモ欄へ記載が必要か。
複数の指導医を指定しても差し支えありません。
メモ欄には、何も記載しなくても特に問題はありません。
誤って複数の医師に評価を依頼してしまった場合、「確定」を取り消して再度選択・評価依頼を行ってください。
(☑を入れていれば評価依頼メールは送信されます
評価依頼の対象にオレンジの☑がされていることを確認し、確定(評価依頼)を行ってください。)
研修医が評価票I、II、IIIを入力しないと、担当指導医・上級医は同評価票を入力することができないのか。
担当指導医・上級医は、研修医の入力がなくても評価票I、II、IIIの入力が可能です。
担当指導医・上級医が評価票I、II、IIIを入力済の場合でも、研修医が評価票I、II、IIIを入力すれば評価依頼が届くのか。
研修医が評価票I、II、IIIを入力して確定した際、担当指導医が評価票I、II、IIIを入力済の場合は送信されません。担当指導医の設定を管理者がしていない場合には、誰にも評価依頼のメールは送られません。
担当指導医・上級医は、研修医の入力がなくても評価票I、II、IIIの入力が可能です。
担当指導医以外の上級医(指導医の資格を有する場合も有しない場合もあります)の評価が必須かについて
研修プログラムや医療機関の方針によります。 ただし、担当指導医は他の上級医の評価を参照した上で評価を行うことができますので、他の上級医も評価すれば担当指導医も参考になると思います。
「評価票II」に「臨床研修の開始時点で期待されるレベル」等の表記があるが、この「臨床研修」とは毎月の研修を指すのか、2年間の研修を指すのか
2年間の研修を指します。つまり「2年間の臨床研修の開始時点で期待されるレベル」です。
研修医が2名の指導医に症例・症候の承認を依頼してしまい、指導医の1名が承認しました。もう1名の指導医は承認操作ができるのか。
もう1名の指導医は承認できません。背景や事情について少し詳しく説明します。
担当指導医を管理者が設定済の場合には、研修医による確定操作とともに自動的に担当指導医に承認の依頼がなされます。
この質問の状況は、管理者が担当指導医を設定していない場合に発生します。
管理者が担当指導医を設定していない場合、研修医は指導医に承認を依頼できます。現在の仕様では、指導医が複数設定されている場合は、承認者が担当指導医でないケースもあるため、担当指導医をリストの1番上に表示し、担当指導医にはチェックをしていません。これは、チェックがついている事により、評価依頼の相手を確認せずに評価依頼を行うことを防ぐために、そのようになっています。
この場合、一番先に承認した指導医(Aとします)の承認が有効となり、それ以外の指導医(Bとします)は承認を行うことができません。PG-EPOCからは、承認を行った指導医Aが担当指導医として扱われます。この場合、指導医Bの「評価依頼」の「未処理」一覧に、「承認状態」は「承認済」、承認者は「指導医A」として7日間表示します。この表示は、7日経過後に自動的に消えます。指導医Aが承認した時点では、指導医Bの「評価依頼」の「未処理」一覧から承認依頼が消えませんが、「承認状態」が「承認済」、承認者が「指導医A」となるので、指導医Bは指導医Aが承認したことがわかります。一方該当の承認依頼に指導医Bは対応の必要はなくなりますが、指導医Bの「評価依頼」の「未処理」一覧にいつまでもレコードが残っていると煩わしいので7日間で消える仕様となっています。
「研修医による施設、プログラム評価」の「指導医・上級医の評価」について、複数の指導医、上級医が表示される。
診療科によっては症例毎に指導医が研修医につく場合があり、複数の指導医を評価しなくてはならないように見える。
一方かかわりが少ないため、評価しにくい指導医、上級医も出る。この場合研修医にどのように評価してもらうのがよいか。
システム自体は臨床研修の記録、評価のツールとなるため、運用する側からこうしなければならないという方針はありません。
研修プログラムで決めていただくのがよいと思います。
研修プログラムで決められていない場合には各施設で、各施設で決められていない場合には各診療科で方針を決める必要があると思います。
【経験症候/疾患の記録】で登録(または入力中)の症例を削除したい
「研修履歴確認・症候/疾病・病態からの登録」を選択、【登録症例一覧】タブから削除可能です。
[研修医]経験症例の入力について、経験した症例は全て入力するのか
研修プログラムの方針によります。研修プログラム管理担当者にご照会ください。
研修医が、指導医等(担当指導医・上級医)に対して行った評価を指導医等は参照できるか
参照できません。EPOC2個人情報保護・研究倫理指針添付の医療者向け利用同意書の表をご参照ください。
症例の「転帰」の欄に入力する文字数が不足している
「転帰」欄は、治癒、軽快、不変、悪化、死亡等の治療後の経過・結果を簡単に記載する欄です。それ以上の情報の記載については「メモ欄」をご使用ください。
基本的臨床手技の評価履歴の確認方法について
「自己評価」「他者評価」の文字列をクリックすることで、画像のように展開します。
一度承認を行った後に登録症例の承認を取り消す方法について(2025/09/30時点)
研修医からは操作できません。
[指導医・プログラム管理者]
承認済みの登録症例の取り消しを行う際には、指導医画面の「評価依頼の確認」画面にある【症例登録】の「承認済」タブで切り替えを行い、取り消しを行いたい症例の行にある「承認取消」ボタンを押下してください。